eineblumeのブログ

日々感じたことを記していきます

日本の国としての情報セキュリティ力

インターネットで検索していると、偶然、竹内明さんの「諜報全史」というルポに出会いました。この話は、「驚きの実話を、当事者の口から直接取材した迫真のルポ」だそうですから、実話だと考えてよいのだと思います。日付は2017年12月3日となっているので、今から5年前の話ですが、5年前だとしても、日本の情報セキュリティの力はこの程度のものかと恐ろしくなります。特に気になるのは、「内閣情報調査室」という部署にいた人に対して、配属直後にセキュリティの面での教育がなされていないという点です。ロシアの大使館の関係者から金銭を受け取った段階で適切な措置を取れなかったということに驚きます。

日本政府の中枢にいた男が「ロシアのスパイ」に身を堕とすまで(竹内 明) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)