eineblumeのブログ

日々感じたことを記していきます

消費者が望んでいるのか(その2)

今日、コピーをしようと思いコンビニへ行きました。以前のコピー機を更新したようで、海外送金まで選択できるようになっていました。本当に多機能になったものだと驚きました。
さて、コピーですが、1枚コピーするごとに、「このイメージを印字していいかどうか」聞き、2枚目(別のコピー)をコピーしようとすると、「今の設定でよいか」と聞いてきます。つまり、これまでであれば、一度スタートボタンを押せばよかったのが、3回ボタンを押さなければならなくなったのです。お店の人に使い方を尋ねても、私がやったのと同じやり方しかできませんでしたので、本当に以前の3倍、ボタンを押す作業をしなければならないようです。
たとえば本を10ページコピーしたいと思った場合、以前であれば「スタート」ボタンを10階押すだけでよかったのを、「このイメージを印字するか」「スタート」「今の設定でよいか」と30回押さなければならなくなるのです。私には、とんでもない改悪だと感じました。3倍の手数にならないような工夫があるのかもしれませんが、私は(そしてお店の人も)発見できませんでした。
使う人がどのような経験をするのか設計のときに考えたのでしょうか? そして、その経験から、その製品に対してどのような印象を受けるのかを考えてみたのでしょうか? と言っても、どの会社の製品も同じことをやっていれば、大きな問題にはならないのでしょう。ただし、消費者にとっては不幸なことだと思います。