eineblumeのブログ

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"The fall of Freddie the Leaf" の翻訳

"The fall of Freddie the Leaf" という本があります。日本語訳もあって、何人かの人に勧められています。使われている英語の単語もそれほど難しいものはないのですが、どうしても分からないところがあります。フレディがやがて死ぬのだとしたら、どうして自分たちはここにいるのかと質問したときのダニエルの答えです。
"It's been about the sun and the moon. It's been about happy times together. It's been about the shade and the old people and the children. It's been about colors in Fall. It's been about seasons. Isn't that enough?"
"It's been about"が繰り返されています。フレディの質問に対して、「~だからだ」と言っているのでしょうが、"it's been about" が、特に"about"が良く分かりません。同じ用法の例があるのでしょうか?思いつきません。
「葉っぱのフレディ いのちの旅」(みらい なな訳)によれば、
「ぼくらは 春から冬までの間 ほんとうによく働いたし よく遊んだね。まわりには月や太陽や星がいた。雨や風もいた。人間に木かげを作ったり 秋には鮮やかに紅葉してみんあの目を楽しませたりもしたよね。それはどんなに 楽しかったことだろう。それはどんなに 幸せだったことだろう。」
「フレディ 小さないのちの物語」(三木卓訳)によれば、
「太陽や月があったじゃないか。
みんないっしょで、しあわせなときがあったじゃないか。
木かげがあって、おとしよりやこどもがいたじゃないか。
秋の紅葉があったじゃないか。
季節のめぐりがあったじゃないか。
それでじゅうぶん。そうだろう?」

  • 英語の本
    • title: the Fall of Freddie the Leaf -- A Story of Life for All Ages
    • author: Leo Buscaglia, Ph.D.
    • publisher: SLACK Incorporated
    • year: 1982
    • isbn: 978-0-943432-89-2
  • 日本語訳1
    • title: 葉っぱのフレディ -- いのちの旅
    • author: レオ・バスカーリア
    • translator: みらい なな
    • publisher: 童話屋
    • year: 2000
    • version: 第31刷
    • isbn: 4-88747-002-9
  • 日本語訳2
    • title: フレディ -- 小さないのちの物語
    • author: レオ・ブㇲカリア
    • translator: 三木卓
    • publisher: 講談社
    • year: 1985
    • version: 第1刷
    • isbn: 4-06-201822-5