eineblumeのブログ

日々感じたことを記していきます

化学の本

今年に入って、化学の本に興味を持つようになりました。
最初は「やりなおし高校化学(ちくま新書1186)」。現在は「暗記しないで化学入門(ブルーバックスB-2185)」を読んでいる途中です。この程度ならなんとか興味を失わずに読んでいけそうです。
高校の教科書は図表や文字がびっしり詰まった感じで読む気が失せてしまいそうでした。内容もかなり細かいところまで記述されているような印象を受けました。実際はどうなのかは分かりませんが、なんとなく、整理されておらず、細かい事実を盛り込んでいるのではないかという「印象」を持っています。(そうじゃないのかもしれませんけど)
「暗記しないで化学入門(ブルーバックスB-2185)」に紹介してあった本(「マクマリー有機化学概説」)も図書館で借りてみました。化学同人社から出ている本で、アメリカの先生が執筆されています。アメリカの大学の教科書を翻訳したものです。内容はよく読んでいないのですが、一言で言えば、「読む気が失せない(少なくとも最初は)」という感じでしょうか。ハードカバーの本なのですが、これが5000円程度です。おもわず安いんじゃないの?と思ってしまいました。
今日、借りたばかりなのは、「教養の化学(ヘラー、スナイダー)」です。この本は大学の文科系の学生にも役に立つように書かれた教科書だそうです。少し易しめかなと思いますが、中身を確認してみたくなる本です。

  1. やりなおし高校化学(ちくま新書1186)
    • title: やりなおし高校化学
    • series: ちくま新書1186
    • author: 斎藤 勝裕
    • yomi: さいとう かつひろ
    • publisher: 筑摩書房
    • year:2016
    • pages:316
    • isbn: 978-4-480-06888-0
  2. 暗記しないで化学入門(ブルーバックスB-2185)
    • title: 暗記しないで化学入門 新訂版
    • subtitle: 電子を見れば化学はわかる
    • series: ブルーバックスB-2185
    • author: 平山 令明
    • yomi: ひらやま のりあき
    • publisher: 講談社
    • year:2021
    • pages:269
    • isbn: 978-4-06-526067-8
  3. マクマリー有機化学概説
    • title: マクマリー有機化学概説
    • author: John McMurry
    • translator: 伊東 ショウ
    • translator: 児玉 三明
    • publisher: 東京化学同人
    • year:2017
    • pages:668
    • size: 22cm
    • isbn: 978-4-8079-0927-8
  4. 教養の化学(ヘラー、スナイダー)
    • title: 教養の化学
    • subtitle: 暮らしのサイエンス
    • author: D.P. Heller
    • author: C.H. Snyder
    • translator: 渡辺 正
    • publisher: 東京化学同人
    • year:2019
    • pages:248
    • isbn: 9784807909537

大雪の予報

2月10日から11日、2月13日から14日にかけて大雪が降るとの予報が出ましたが、空振りに終わりました。そのことは別に問題ではありません。しかし、よく分からないのは、それだけ大雪になるかもしれないと言いながら、天気予報が予想する降水量は0mmとか大したことがない数値しか載っていなかったことです。8cm積もるためには80mm以上降る必要があると思うのですが、それにははるかに及ばない降水量しか載っていなかったのは不思議だなあと思います。少し条件が違っただけで、降水量は大幅に変わるものなのでしょうか?
あまり予報が外れると、次からは予報を信じない人が続出しそうで怖いです。

統計不正

国土交通省が統計不正をしたことが報道されています。国の正しい状況がわからなくなることがどれだけ大変なことか、想像できないのでしょうか。おそらく想像できないのではなく、もっと大きな誘因があったのだと思います。このような仕事をした役人を解雇させない処罰ではまた繰り返されるでしょう。
もっとも、こんなことをする政府と国会の与党に対してなんのお咎めもなしに選挙で再選させる国民がいる限り、状況は良くならないでしょう。
まったく、この国民にしてこの政府有りです。

第2回共通テスト

少し前のことですが、今年の共通テストで数学がかなり難しかったようですね。2022年1月21日段階の発表では、数学1Aが57.68点から37.96点へ(-19.72)、数学2Bが59.93点から43.06点へ(-16.87)。100点満点の試験で20点近く平均点が変動するのは、試験の難易度が変わったからだと思えます。
大学入試は競争試験だから、難易度は関係ないと思うかもしれませんが、絶対評価を使っている場合もあります。絶対評価(試験の素点を利用する評価)を採用している大学を受ける人にとっては本当に迷惑な話だと思います。

具体例から学ぶ多様体(藤岡敦著、裳華房)

タイトルの本を読み始めたところです。集合と位相、線形代数微積分を復習しながら、多様体の例を学んでいくスタイルのようです。すべてのこと(定理など)について‘説明しているわけではなく、定理を紹介しているだけのものもありますが、具体例を知るという意味で今までになかったタイプの本だと思います。

  • title: 具体例から学ぶ多様体
  • author: 藤岡 敦
  • publisher: 裳華房
  • year: 2017
  • pages: 269
  • ISBN: 978-4785315719

内閣支持率

岸田内閣の支持率が上がっているそうです。このような調査結果には今更驚きませんが、この内閣が何をやったのでしょうか? コロナ対策? 感染者が減ったのは内閣の業績ではないと思います。入国者の制限を厳しくしたのは、それほどの業績とは思えません。
森友学園の再調査が必要だと言っていたのが、数日しないうちに方針転換したのではなかったでしょうか。しかも、国民の声を聞くということと反対方向への方針転換ですね。
この内閣の責任ではないでしょうが、前の内閣が作った統計が信頼できないものであるとの報道が出てきました。
「統計書き換え、続けた理由「隠蔽ではない」と首相 GDPへの影響は(朝日新聞:2021年12月16日 21時17分)」
「隠蔽」ではないかもしれませんが、統計として無意味で、有害ですよね。改竄と言ってもいいような内容だと思いました。これで誰も処罰されないのであれば、統計で嘘をついても良いと政府が考えているのだと理解します。