10万円給付
18歳以下の子供がいる家庭に(収入の上限付きですが)10万円を配布するという話があります。ただしそのための事務費が、現金だけ配った時でも300億円、半額を商品券にすることによって900億円さらにかかり、合計で1200億円になるそうです。アベノマスクの保管費も相当な物でしたが、たかが(あえて「たかが」と書きます)10万円を配るだけでこれだけのコストがかかるのであれば、別の方法を探る必要があるのではないでしょうか。
以前も、子どもと高齢者に対して給付したことがありましたが、そのとき、景気に与えた影響は微々たるものであったと記憶しています。
こういう政策を取る国会と政府を許しているのは国民だということ、言い換えれば、国民がそれでいいのだと前回の選挙で承認を与えたのだということは、認識しておかなければなりません。なぜなら、アベノマスクの政策に関して私たちは既に知っており、それと同じような構図が繰り返されているわけですから。
以前に書いたことがあると思いますが、敵基地を攻撃して戦争になった場合、食料を私たちに政府が配布する能力があるのかどうか、考えたほうが良いと思います。「想定外」は許されませんよね。
衆議院選挙の感想
2021年10月31日の衆議院選挙の感想を忘れないうちに記録しておくことにします。記憶に頼っていますので、誤りもあるかもしれません。
最高裁判所の裁判官の国民審査
2021年10月31日の衆議院議員の選挙と合わせて、最高裁判所の裁判官の国民審査が行われました。新聞では、夫婦同姓を強制している民法の規定は憲法に違反しないと述べた裁判官を罷免すべきだと投票した人が7%で、その他の裁判官よりも1%高かったと報道していました。夫婦別姓を選べるようにしたい人たちはこんなに少ないのでしょうか? ここでXを付けさえすれば、裁判したりといった苦労はしなくて済むと思うのですが、しなかった人が多いということなのでしょうか?
憲法違反をしているのに(あるいは憲法違反の疑いがあるのに)憲法「改正」をめざす政党があります。以前、国会の周りでデモをしたりしていたと思います。そのような政党の議員を選出しなければ、その政党の議員に、今よりも、憲法を守ることに目を向けさせられるのではないかと思うのですが、今回もそのような政党の議員の数が多かったです。
選挙や国民審査で自分の意思を表す方が、あとでデモしたりするよりも楽だと思うのですが、どういうことなのでしょうか?
サイクリング
久しぶりに雨の心配のない天気になったので、自転車で東京にある大学まで出かけました。以前からそんなに遠くないということは住所などからわかっていましたが、それを確かめていませんでした。約10キロの道のりなので、5分/kmで行けば2時間弱で往復できるはずでした。
行きは1時間弱、帰りは40分で走れました。行きに時間がかかったのは、
- 橋を渡ってサイクリングロードに入る道を間違えたため、少し引き返した
- トイレを確認した
- 近くの駅を確認するために少し戻った
ためです。帰りは行きと少し違う道(距離は少し長い)を通ったのですが、行きよりも短い時間しかかかりませんでした。
久しぶりであったためか、帰りは足の疲れを感じました。