eineblumeのブログ

日々感じたことを記していきます

「安倍派に新規入会者が続出している」件

朝日デジタルによれば、安倍派に新規入会者が続出しているそうです。その入会者たちは、次のようなことを問題としていないということなのでしょう。そして、国会議員が入会しているのであれば、それを支持した国民も、これらを問題にしていないということなのでしょう。国民の程度に合わせた政治しか得られないのでしょうね。

  • モリカケサクラ
  • 国会開催の要請があったにもかかわらず無視したこと。これは憲法違反でしょう
  • 国会で事実に反する答弁を繰り返したこと

学術会議任命問題

学術会議が推薦した人を内閣が拒否しているという問題があります。朝日新聞の記事に対するtwitterのコメントを見ると、「国の方針に従わない学術会議は要らない」「政府からお金をもらっているなら、政府に文句を言うな」という趣旨の意見があります。
政府のお金で、政府と独立の意見を言ってもらう(時には政府の方針に反することも)所に価値があるのではないでしょうか。いろいろな方向から問題を眺める「目」を持つということに意味があると思いますので、政府が学術会議が推薦した人を拒否することには賛成できません。ましてや、拒否した理由を説明できないというのでは、討論も説得もあったものではありません。

10万円給付

18歳以下の子供がいる家庭に(収入の上限付きですが)10万円を配布するという話があります。ただしそのための事務費が、現金だけ配った時でも300億円、半額を商品券にすることによって900億円さらにかかり、合計で1200億円になるそうです。アベノマスクの保管費も相当な物でしたが、たかが(あえて「たかが」と書きます)10万円を配るだけでこれだけのコストがかかるのであれば、別の方法を探る必要があるのではないでしょうか。
以前も、子どもと高齢者に対して給付したことがありましたが、そのとき、景気に与えた影響は微々たるものであったと記憶しています。
こういう政策を取る国会と政府を許しているのは国民だということ、言い換えれば、国民がそれでいいのだと前回の選挙で承認を与えたのだということは、認識しておかなければなりません。なぜなら、アベノマスクの政策に関して私たちは既に知っており、それと同じような構図が繰り返されているわけですから。
以前に書いたことがあると思いますが、敵基地を攻撃して戦争になった場合、食料を私たちに政府が配布する能力があるのかどうか、考えたほうが良いと思います。「想定外」は許されませんよね。

衆議院選挙の感想

2021年10月31日の衆議院選挙の感想を忘れないうちに記録しておくことにします。記憶に頼っていますので、誤りもあるかもしれません。

  1. 自民党のコロナ対策は上手くいったという人が半数近くいた
    • 昨年の不織布マスクなどの不足
    • 当時の首相が野党の党首と話し合いをして法律を作ったはずでしたが、それでも解消されませんでした
    • 10万円の特別給付金の配布が、実際に届くまで数カ月もかかった
    • アベノマスクは一家で2枚、しかもサイズが小さい、さらに配布すると言ってから実際に届くまで数カ月
    • コロナの予防注射の予約は早い者勝ち。そのため、何度も何度も予約のための時間を掛けなければならなかった
  2. 憲法改正について、選挙前には話題にしなかったのに、選挙後にどんどん進めるような姿勢に変わった
    • こういう大事なことは選挙で可否を問うようにするべきではないのか?
    • 野党が国会開催を憲法に則り要求しても、守らなかった。現状の憲法を守れない者たちが、憲法を改正する資格があるのか?
    • 一票の格差がある状態の国会が憲法改正を発議できるのか?
  3. 憲法を守らない、国会審議でモリカケサクラ、日本学術会議の任命問題での不十分な答弁:法治国家と言えるのか? このような国家の定める憲法に正当性が有るのか?
  4. 敵基地攻撃を考えている:一度攻撃してそれで終わるとは思えない。必ず反撃を受けるであろう
    • 日本に戦争を継続する能力があるのか:食料は?石油は?
    • 日本に防御する能力があるのか:どこに隠れるか?
    • 戦争が続いた場合、戦闘に参加するのは自衛隊だけではなくなるはず:徴兵制のあった第2次世界大戦では、最初は40歳までであったが、やがて45歳までの者まで召集されたと聞く。現憲法で徴兵制ができないのは、国民に「苦役」を与えてはならないという憲法18条の規定だと聞いているが、「苦役」ではなく「名誉」だと言い出しかねないのではないか?
  5. 日本はこれからどうやって生きていけるのか(経済的、文化的な面も含めて)考えておいた方がよさそうです

最高裁判所の裁判官の国民審査

2021年10月31日の衆議院議員の選挙と合わせて、最高裁判所の裁判官の国民審査が行われました。新聞では、夫婦同姓を強制している民法の規定は憲法に違反しないと述べた裁判官を罷免すべきだと投票した人が7%で、その他の裁判官よりも1%高かったと報道していました。夫婦別姓を選べるようにしたい人たちはこんなに少ないのでしょうか? ここでXを付けさえすれば、裁判したりといった苦労はしなくて済むと思うのですが、しなかった人が多いということなのでしょうか?
憲法違反をしているのに(あるいは憲法違反の疑いがあるのに)憲法「改正」をめざす政党があります。以前、国会の周りでデモをしたりしていたと思います。そのような政党の議員を選出しなければ、その政党の議員に、今よりも、憲法を守ることに目を向けさせられるのではないかと思うのですが、今回もそのような政党の議員の数が多かったです。
選挙や国民審査で自分の意思を表す方が、あとでデモしたりするよりも楽だと思うのですが、どういうことなのでしょうか?

サイクリング

久しぶりに雨の心配のない天気になったので、自転車で東京にある大学まで出かけました。以前からそんなに遠くないということは住所などからわかっていましたが、それを確かめていませんでした。約10キロの道のりなので、5分/kmで行けば2時間弱で往復できるはずでした。
行きは1時間弱、帰りは40分で走れました。行きに時間がかかったのは、

  1. 橋を渡ってサイクリングロードに入る道を間違えたため、少し引き返した
  2. トイレを確認した
  3. 近くの駅を確認するために少し戻った

ためです。帰りは行きと少し違う道(距離は少し長い)を通ったのですが、行きよりも短い時間しかかかりませんでした。
久しぶりであったためか、帰りは足の疲れを感じました。

複素関数入門(つづき)

7月ごろから読み始めた「複素関数入門」ですが、8割程度読み終わりました。多くの練習問題も解いており、解くための時間がかかっています。説明の理解を確かめるものや、例題に関連した練習問題が多いので、基本が身についているかどうかの確認になると思い、他の本を読むときよりも多くの問題を解いています。等角写像など以前勉強したはずですが、改めて勉強しなおしています。